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どもりと吃音。婚活への勇気が出ない女性の悩み

春休みがもうすぐ終わり、新学期が始まりますね。

 

新学期、新生活、冬が終わり、
あたたかな日差しになってきて、
活力がわいてくる季節になってきました。

 

そんなことを思っていたら、
先日婚活の事でメール相談を受けました。

 

「人と上手く会話できない」というものでした。

やり取りを進めていくと、
緊張しすぎてしまう、とか、
男性に慣れていないとか、
そういった類の事ではなく、

 

話す事そのものに不安感がある、との事でした。

 

不安を感じながらも1歩踏み出す勇気を持っている彼女は
とても素晴らしいな、と思います!

 

 

そこで私自身の知識不足を感じたので

今日は、どもりと吃音についての記事にしようと思います。

 

ご興味のある方はお付合いください。

 

どもりと吃音(きつおん)について考える

私たちは普段人と会話をします。

しかし、
人前で何か言葉を発するとき特定の言葉が
言いにくくなった状態・症状があります。

これをどもり(吃音)と言います。

 

例えば、
「こんにちは」が「こ、こ、こ、こんにちは」、
「おやすみなさい」が「お、お、お、おやすみなさい」

となってしまったり、
言葉の最初の言葉が言いにくくなったりする症状があります。

 

人は誰でも人前で緊張してうまく話せなかったり、
言葉に詰まったりもします。

 

しかし、
聞き手がどもってると感じても話している本人は気づかない場合や、
周りはどもっているとは感じないほどの話し方でも、

話している本人はすごく悩んでいる場合があります。

 

これにより、悩んでいる方はあまり言葉を発さなくなり、
隠そうとしてしまうことがあります。

 

会話中に噛んでしまうのは、どもりとは別物です。

 

どもるばかりか、
同じ言葉を何度も繰り返して言ってしまうのは、
どもりというより、吃音です。

 

「どもり」と「吃音(きつおん)」は発生原因や症状に違いがあります。

どもりは緊張したときに言葉が詰まってしまうことをいいます。

 

人前であがってしまい、言葉が出てこない。

どもりは誰にでも起こることなのです。

 

よく小学生が授業中、本を読むとき緊張してどもってしまうことがあります。
これもどもりです。

 

吃音はしゃべるときにある特定の言葉を連続して発してしまったり、
瞬間的に無音状態になってしまい、
円滑に言葉を発することができない病気です。

 

これにより、話すことを伏せてしまう人も多いのです。

 

 

一般的にどもりと吃音は同じようにとらえている人が多いですが、
こういった違いがあります。

 

過去に福山雅治主演の「月9」ドラマで
吃音症を取り上げたドラマが 話題になりました。

 

医師の傍ら元ミュージシャンだった福山雅治が、
ごく普通の吃音症の女の子と出会い、
カウンセリングや、治療を行いながら
ミュージシャンにしていくというドラマでした。

 

このドラマにより吃音という病気の存在を知った人が
数多くいると思います。

 

吃音を治療していくためには、
周りの人の協力とコミュニケーションを
恥ずかしがらずにとっていくことが治療法のひとつです。

 

身近な人に心当たりの方がいる人は、
一緒にたくさんコミュニケーションをとってあげたり、
カラオケなどをするなどすると

少しずつ改善されるとも言われています。

 

吃音症の人は、人とあいさつするのも、怖がります。

 言葉をかくしてしまうのです。

 

勇気を持って、人と話す機会を増やすのが良いそうです。

これが、治療の第一歩。

 

始めの一歩は重くて怖さもあるけど、
大切な一歩の勇気で望む未来にしたいものですね🍮

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